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頂き女子りりちゃんが発した名言(迷言)と事件の概要と映画化情報と

頂き女子りりちゃんが発した名言(迷言)と事件の概要と映画化情報と

西新宿タワマン事件とか高田馬場ライバー事件とかみたいに殺されることなく捕まったこと、それ自体は良かったと思います。けど、ちゃんと後悔して真人間になってもらえますでしょうか。

恋愛感情を巧みに利用し、男性3人から約1億5500万円をだまし取った「頂き女子りりちゃん」こと渡辺真衣。そのりりちゃんが残した名言を中心に、事件の背景や判決内容、映画化の情報までまとめました。

りりちゃんの名言(迷言)

おぢに“お金目当て”と思われたら失敗します

彼女が作成した詐欺マニュアルの中の一文。このマニュアルには、男から金銭を得るための技術や心理的アプローチが書かれてあり、特に中年男性(ギバーおぢと呼ばれる)をターゲットにしていました。

初回の接触時に男から「お金目当て」と思われないよう信頼関係を構築し、相手に「助けてあげたい」と思わせることが成功の鍵だそうです。

ホストはみんないい人

面会でホストクラブにまた行きたいかと問われ「行きたい気持ちはどこかにあると思う」「業界のシステムが恐ろしいだけで、ホストはみんないい人」と答えました。

もちろん、お金を払ってくれるお客さんに対しては、いい人でいるのが普通なんですが、これ結局は騙されていたおじさんと自分が同じ立場であるということに気づいていないようですね。「ホストのために頑張ることが正義だと思っていた」そうです。

ホストとしゃべっている夢見て、LINEしようと思ったけどスマホない

これ、完全に依存症というか精神を病んでいますね。実際に精神安定剤を過剰摂取していたそうですし。でも彼女のようにホストクラブに生きる意味を見出している人は結構な数がいるんでしょうね。

あと、当たり前だけど塀の中にスマホは持ち込めないんですよねえ、と改めて思いました。

捕まえてくれてありがとう

これは2023年8月、愛知県警に逮捕された際、捜査員に向けて発した言葉。この背景には、ストレートに解釈すれば、彼女自身が自らの行動に対する嫌悪感や破滅的な生活への限界を感じていた可能性がありますね。

手記には「私は狂っている」「おかしさに気付いてやめられていたらよかった」といった後悔も綴られており、自分自身を制御できない状況への苦悩が見て取れます。

彼女はその後、自分と同じ境遇の女性たちを助けたいという意志も表明しています。

頂き女子りりちゃん事件とは?

事件の概要

頂き女子りりちゃん事件は、2021年から2023年にかけ渡辺真衣(逮捕当時25歳)が「頂き女子りりちゃん」を名乗り、おじさんのスケベ心恋愛感情を巧みに利用して金を詐取した上、その手口をマニュアル化し販売することで詐欺幇助(ほうじょ)を行ったことが問題となりました。

いわゆる情報商材屋ですが、内容が鬼畜過ぎたという。まだコロナ騒動が収まる前の話です。「渡辺真衣」なのに、呼び名はナベさんじゃなくてりりちゃんでした。

事件の概要と手口

渡辺は、複数の男性から総額約1億5500万円を騙し取った罪で起訴されました。彼女は被害者男性に対し「借金の支払いができない」などと嘘をつき、同情や支援を引き出す手法を使用。

この「成功体験」をもとに詐欺の技術をマニュアル化、それをネット上で販売することで他の女性にも同様の手口を広める形で犯罪を助長しました。そして、このマニュアル使って実際にやってみた人も捕まりました。

生い立ちと背景

神奈川県平塚市で育ちましたが、幼少期から家庭環境に問題がありました。

父親から「包丁で脅されたり、肌にライターの火をつけられたり」といった虐待を受け、母親は心を許せる存在だったがアトピーに悩み相談した際「気のせいでしょ」と言われ深く傷ついた、といったことが手記に記されています。

彼女は家族に絶望、自分の「存在意義」を感じるためにネットの世界へと逃げ込みます。そこで体を売ることで自分が求められている感覚を得ていたといいます。

20歳頃にはホストクラブに通い始め、ホストへの貢ぎ行為がエスカレートしました。風俗店で稼いだ収入をほぼ全てホストに捧げる生活を送り「ホストをNo.1にできなかった」と感じたことが彼女の犯罪行為を加速させた要因となりました。

映画やドラマのような、それこそ脚本のマニュアルみたいなストーリー。

詐欺行為とその拡大

彼女は風俗店の客から金銭を騙し取る際に成功体験を得たことで「これは使える」と確信。そして、この手法をネット上で公開し「どうやったらおじさんからお金が引っぱれるか」といった質問に答える形でマニュアル化しました。

このマニュアルは多くの女性に購入され、結果的に詐欺行為が広まりまくる形となりました。

逮捕と裁判

2023年8月、渡辺真衣は愛知県警によって逮捕されました。彼女は、ホストに貢ぐためなら自分自身や人生も犠牲にする覚悟だったと語っています。また、裁判ではベトナム国籍の夫がいる事実も明らかになりました。

第二審のあと控訴するも棄却され、2025年1月16日、懲役8年6月、罰金800万円が確定しました。

名古屋地裁は彼女の動機について「身勝手」であると指摘し、詐欺マニュアル販売による犯罪助長についても悪質性を強調しました。しかしながら反省の姿勢や一部賠償意向が考慮された結果、この判決となりました。8年半で反省できればいいのですが。

事件後の影響

渡辺被告は拘置所内で87枚に及ぶ手記を書き、自身の過去や犯罪行為について赤裸々に語りました。その中で「本当の救いとは何か」を追求し、自分と同じ境遇の女性たちに救いを与えたいという思いも綴っています。

この事件は社会的にも大きな注目を集め、恋愛感情や人間関係を利用した詐欺行為への警鐘となっています。ただ「穴モテ」と「金モテ」が存在する以上、この手の犯罪を無くすことは非常に難しいと思われます。

調べるうちに「彼女の周囲の大人の悪意が積み重なってモンスターを誕生させた」ということがわかってきました。まぁ犯罪者は大抵そうやって作られるものだと思いますが。

映画化された頂き女子。主演は誰?

映画化への批判

2024年10月、ナラティブ・フィクション映画『頂き女子』の制作が発表されました。プロデューサーを務めるのは、渡辺真衣の身元引受人として裁判に出廷した立花奈央子氏。制作資金はクラウドファンディングによって集められています。

制作側は利益の一部を支援プロジェクトに寄付して弁済に充てると発表していますが「被害者の気持ちを考慮していない」「映画化は残酷だ」といった批判が多く寄せられているようです。

映画の内容

実際の渡辺真衣の、幼少期から詐欺事件に至るまでの人生を描くもので、彼女が家族との関係に絶望し、自身の存在意義を求めて体を売り始めた経緯や、ホストクラブで充足感を得たことで詐欺行為へと進んだ背景が取り上げられる予定です。

さらに、詐欺手口をマニュアル化して販売したことや、その影響によって生まれた多数の被害者についても触れられる見込みです。

作品の意義

観てないうちは何とも言えませんが。

単に「被害者が可哀想、犯罪者は出てくるな」というスタイルでなく「頂き女子りりちゃん」という存在がなぜ生まれたのか、なぜ社会的関心を集めているのか、その背景について考察する作品であれば、十分に公開する意義はあると思われます。

ただYouTubeの予告編が見られなくなっており、なんだか不穏な空気が感じられるのは気のせいでしょうか。

主演:月街えい

主人公・りりちゃん役にはアイドルグループLADYBABYのメンバーである月街えいさんが抜擢されました。彼女の個性と表現力は、今回の役柄を演じるのにピッタリだと評価されています。本人は微妙かもしれませんけど。

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