
例のモリカケ問題が尻尾切りみたいな形でフェードアウトしたので、正直なとこ安倍夫妻にはまったくいいイメージが無い。結局、自分が死刑に賛成できない一番の理由が、この国の検察とか司法制度は信用できないってこと。
今、無事で済んでるのは運がいいだけなんだと思います。考えるとストレスになるので、もうアイス食って忘れることにします。
ただ統一教会に恨みがあったから安倍元首相を狙うというのもイマイチよくわからず。もっと深い闇があるのかもしれませんね。
★ もくじ
山上徹也の生い立ち、家族と家庭環境
幼少期と家族の背景
山上徹也は1980年、3人きょうだいの次男として奈良県で生まれました。父親は建設会社の役員、母親は資産家の娘であり、どちらも有名国公立大学を卒業しています。経済的にも「一時は」恵まれた家庭環境だったようですが、さまざまな悲劇が重なることに。
兄や父親の不幸
父親は精神的な病気やアルコール依存、さらにDVがあったといわれています。そして1984年、徹也が4歳のときに父親は自殺。さらに1つ上の兄は小児がんを患って右目を失明し、その後30代半ばで彼も自ら命を断ちました。
家族の基盤が、父の死から大きく崩れてしまったわけです。
母親の変化とカルトへの傾倒
夫の自殺や息子の病気に大きなショックを受けた母親は、心の支えを求めて1991年頃から世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に入信。強くのめりこみ多額の献金(報道によれば総額で億単位)を繰り返したことで、経済的にも家族は困窮します。
そして、徹也を含め兄弟や家まで失う状況にまで追い込まれていくことに。
家庭環境の崩壊とその後
幼いころは、お母さん子として穏やかな性格だった徹也。しかし家庭は、母親のカルトへの傾倒と経済的困難などによってどんどん崩れていきます。
事件以後、母親は奈良県内の単身者用集合住宅で一人暮らしを続けているとのこと。徹也は母親と距離をとるようになり、妹とだけ手紙でやりとりをしているそうな。
家族は事件前からすでにバラバラになっていたわけで、やはり同姓・別姓など家族制度の維持に何の関係もないですよね。
裁判で争点となる刑期の予想
争点
山上徹也被告は殺人などの罪に問われており、殺人罪自体については被告側も認める方針を示しています。
最大の争点は、山上被告の母親が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)へ長年にわたり多額の献金を続けた結果、家庭が壊れてしまったことが事件にどれだけ影響していたか。で、その点が量刑にどの程度考慮されるのか。
被告側の弁護団は、山上被告がカルトの2世として苦しい生い立ちを強いられ、家庭崩壊や家計の困窮、家族が命を絶つなど深刻な影響を受けていたことを強調しています。また団体による被害についても複数の証人や専門家の証言を提出する方針をとっています。
一方で検察側は、事件の計画性や手製の銃が持つ高い殺傷能力、そして実際に社会や政治へ与えた重大な影響について指摘。そのうえで厳罰が求められるとの姿勢も見せており、ケースによっては「死刑」や「無期懲役(無期拘禁刑)」の可能性も。
刑期に関する予想
専門家の間でも意見は大きく分かれています。元弁護士で山上被告の伯父も「事件の与えた社会的影響こそ刑事裁判の量刑判断で考慮されるべき」との立場を示しており、比較的短期の有期刑が妥当だとする見解も。
実際に山上被告の生育歴や社会的な背景、カルト軍団による家族への甚大な被害などが認められる場合、裁判所がこれらの事情を情状酌量して「有期懲役刑」となる可能性も考えられています。
一方で被害者が元首相という社会的影響の強さ、周到な準備と強い殺意、独自に銃を製造して犯行に及んだ悪質性などから、検察側がより重い刑を主張し「無期懲役」や「死刑」を求刑する展開も否定できません。元首相だからってのは違う気がしますけど。
実際の裁判の進み方
この裁判は裁判員裁判として進められ、審理は初公判から判決まで全19回の予定。判決は2026年1月21日に言い渡される見込みです。
母親はどんな人で今はどうしているか
信仰と家庭の変化
母親は、1990年代に旧統一教会(現在は世界平和統一家庭連合)の信者となります。きっかけは「夫の自殺や長男の難病など家族に続けて起こった不幸に苦しむ中で、教会側が不幸の理由を教えてくれたこと」だったと語られています。
入信後、保険金や相続した土地など生活や家族の財産を教団に寄付し続け、総額は1億円に上ったとも報道されています。この結果、家庭は経済的に破綻。母親自身も自己破産を経験しています。これ普通に詐欺事件かと思いますが。
事件後の心境と暮らし
事件後の彼女は奈良県内のアパートに引っ越し、一人で静かに暮らしていると報じられています。
長年教会への信仰を続けてきたものの、事件を振り返って「私が母親じゃなかったら、ここまで追い詰めなかったのにな」と自責の言葉を述べていたとかいないとか。ただ教団からは、まだ離れていないらしい。洗脳、いまだ解けず。
人物像
母親はかつて地元公立大学を卒業し、結婚後は建設会社を営む夫と共に裕福な家庭を築いていました。しかし夫の死後に生活は困窮し、信仰と献金によってさらに厳しい状況へ追い込まれていったとされます。
現在は年金暮らしで、ひっそりとした生活を送りつつ、裁判で証人として出廷する予定も報じられています。


