
JA全農会長とズブズブなことで有名な、鈴木農水大臣がぶち上げた「おこめ券」。その12%がJAや全国米穀販売事業共済協同組合(全米販)のマージンになるらしいですね。またまた愚策として非難轟々です。
まぁ物価高対策ってんだから名称は「商品券」でいいはずなのに「おこめ券」としたところが怪しさ満点。でも実際には、おこめ券は米以外にも使えるので、名前に釣られずに欲しいものに使おう。
だいたい、白米なんて肉体労働が多かった時代の食べ物で、もう今の時代には合わないと思うんですよ。ついでに言うなら、干物や漬物だって冷蔵庫が無い時代のものですよね。やはり現代人の身体にはポテチが一番。
そもそも、おこめ券ってなんだ?
おこめ券とは
簡単に言うと、その名のとおり全米販が発行している米を買うための商品券。上記正式名称のとおり全米と言ってもアメリカは関係ないです。
で、このおこめ券は全国の米屋やスーパー、百貨店などで利用でき、レジで現金の代わりに出して支払いに使うことができます。もともとは贈答用として作られたもので、株主優待やお中元・お歳暮、自治体からの支援などで配られることが多いです。
そして今回政府は「米の値段が高くなってるんで、みんなの家計を助けますよ」って名目で配布を推奨していると。ただ各自治体は、発行・郵送に経費や手間がかかるという理由で反発中。これこそデジタルにすれば解決なんですけどね。ここでまた現金派が妨害。
いつ、どれくらいもらえるの?
配布は2026年春頃を予定していて、早いところでは2025年12月下旬から自治体に届き始めます。政府のおすすめは、1人あたり3,000円相当。
例えば台東区では1世帯あたり4,400円(440円×10枚)で、3人以上の世帯や18歳以下の子どもがいる世帯には8,800円(440円×20枚)配布されます。自治体によって時期や金額が違い、自分の住むところ[自分の住むところ おこめ券]で検索して確認できます。
おこめ券で何が買えるか、どこで使えるか
どこで使える?
結構柔軟で、全国の米屋はもちろん、スーパーやコンビニ、ドラッグストラなどでも使えます。買えるものは、米以外にも野菜、肉、魚、調味料、お菓子、ビール、トイレットペーパー、シャンプーなど店で売っているモノ全般。
物価高対策といいつつ、嗜好品に使えるのはいかがなものかとは思いますけど。あと、おつりは出ません。
使用期限と転売禁止のルール
使用期限は、2026年9月30日まで。これは物価高の今に使ってもらうためと、転売を防ぐためです。あと券面には「転売禁止」としっかり書かれています。罰則を受ける可能性もあるみたいです。でも警察は、小事だとして面倒くさがって動かなそう(イメージ)。
ドンキほか、大手チェーンなど
ドン・キホーテ
ドン・キホーテは、公式に「お米かアルコール商品1つで他の商品もOK」と明記。会計に少量でも米を加えれば、服や家電コーナーも対象。パンやお菓子コーナー単独はダメみたいですが、工夫次第で日用品全般に使えますね。
その他のチェーン
ジョイフルエーケーやザ・ビッグも似たルール。イオングループのイオンスタイルやマックスバリュも対応しています。


