
横浜市神奈川区反町は「たんまち」と読みます。
フジテレビの報道番組「BSフジLIVE プライムニュース」のキャスターを務めてきた反町理氏が、第三者委員会の調査報告書でハラスメント行為が認定され、番組への出演を見合わせることになりました。
本人から出演を見合わせたいと申し出たというこのニュースは、多くのメディアで取り上げられています。反町氏はどんな学校で学び、どのようにしてフジテレビのキャスターになったのか。
今回は、報道からわかる範囲で反町キャスターの学生時代からフジテレビでのキャリア、そして現在の問題に至るまでを時系列で調べてみました。
★ もくじ
反町キャスターの出身地と学歴
神奈川県横浜市から名門・栄光学園へ
反町理氏は1964年4月26日、神奈川県横浜市生まれ。その後、神奈川県内でも有数の名門校として知られる栄光学園中学校・高等学校に進学しました。
栄光学園といえば横浜市栄区にあるカトリック系の男子校で、厳格な校風と高い進学実績で知られる学校。学者のほか政界、財界などに多くの著名人を送り出してきた教育機関です。この頃の我慢が大人になって弾けたのでしょうか。
早稲田大学時代と雄弁会での活動
高校卒業後、早稲田大学政治経済学部政治学科へと進学します。大学では、早稲田大学雄弁会に所属していました。ちなみにあの上祐氏も早稲田で、彼は英語ディベートサークル「WESA」に参加していました。
早稲田大学雄弁会は1903年創立の歴史ある団体で、国会議員や企業経営者、ジャーナリストなどを輩出してきました。雄弁会での活動は、後のキャスターとしての話術や、政治家や専門家へのインタビュースキルにも大きく影響したと考えられます。
何する会かと言うと「社会の発展に寄与する真の雄弁家を育成する」ことを目的としているそうで、活動を通じて論理的思考力や表現力を磨き、社会問題に対する洞察力を養うとのこと。
なお雄弁家とは、弁舌が巧みで説得力のある話し方をする人のことです。つまり口が上手い人。
大学卒業後の経歴:フジテレビ入社から政治部へ
カメラマンからスポーツディレクターへの道のり
1987年4月、大学卒業後はフジテレビに入社します。同期には、元アナウンサーで後にBSフジ編成局広報担当局長となる塩原恒夫氏がいました。政治部志望でしたが、すぐに希望の部署に配属されることはかないませんでした。
そしてなぜか、最初の2年間を報道カメラマンとして過ごします。いいように捉えると「何を、どう見せるか」という感覚を、この時期に体得したとも言えます。
カメラマンの次は、1年間ニュース番組のスポーツコーナーのディレクターとして勤務しました。
ワシントン特派員時代と大学院進学
大きな転機が訪れたのは、ワシントン特派員への抜擢でした。彼は特派員として3年6ヶ月にわたり、アメリカの政治、経済、外交を現地から取材することになります。時はクリントン政権時代。
アメリカの政治システムや国際関係を肌で感じることができるこのポジションは、若手記者にとって非常に貴重な経験ですね。
帰国後は経済部に異動となりますが、ここでさらに専門性を高めるため、青山学院大学大学院国際政治経済学研究科国際政治学専攻の夜間部に進学、修士課程を修了しています。仕事をしながらこんなに努力したのに。
BSフジ「プライムニュース」
政治部での経験を経てキャスターへ
反町氏がフジテレビの報道部門で重要なポジションを歴任していったのは、大学院修了後のこと。首相官邸キャップや政治部デスクなどの要職を経て、2010年6月29日には政治部長に就任しました。
政治部のトップとして、国会や選挙の報道体制を指揮する立場になったわけです。翌年の2011年6月29日には編集委員兼解説委員に就任し、政治解説者としての道も歩み始めます。
こうした政治報道のプロフェッショナルとしての実績が認められ、2009年4月1日から「BSフジLIVE プライムニュース」のキャスターを務めることになりました。当時のBSフジ社長・北林由孝氏の指名によるものだったようです。
政治部記者から解説委員、そしてキャスターへと活躍の場を広げていった反町氏は、2013年4月から「BSフジLIVE プライムニュース」編集長も兼務。番組の内容面でも大きな影響力を持つようになります。
取締役就任からハラスメント問題発覚まで
キャリアはめっちゃ順調に進み、2017年7月1日には報道局解説委員長に就任。そして2020年6月26日にはフジテレビの執行役員に、2021年7月1日には取締役にまで昇進します。
現場のキャスターから経営陣へと立場を変えていったわけですが、一方で「BSフジLIVE プライムニュース」のキャスターも続けていました。
しかし2025年3月27日付でフジテレビの取締役を退任、その直後に重大な問題が表面化します。3月31日に公表された第三者委員会の報告書において、2006年から2007年頃に発生した反町氏による後輩女性社員2名に対するハラスメント行為が認定されたのです。あぁ。
さらに問題視されたのは、フジテレビがこの事案について適切な処分を下さず、むしろ反町氏を執行役員、取締役へと昇進させていった点。
元テレビ東京のディレクターで現PR会社代表の下矢一良氏は、Xで「フジ社員、さらにキャスターとして『完全終了』なほど、ひどい内容だった」とコメントしました。
BSフジの女子アナウンサーたち
代役を務めた長野美郷アナ
報告書が公表された2025年3月31日の「BSフジLIVE プライムニュース」では、反町氏は出演せず、代わりに女性アナウンサーの長野美郷氏がキャスターを務めました。そして番組内では、反町氏が「出演見合わせを申し出た」ことが伝えられました。
は?
— よしにぃ (@kenken_yoshinii) March 31, 2025
反町さんマジなんか?
プライムニュースどうなっちゃうんや... pic.twitter.com/jlifRKUaQ1
うわ、やばいな。反町さん完全にアウトだわ#反町理 pic.twitter.com/YttDlqvm6r
— 暁の空 (@1003Teddy) March 31, 2025
「反町」事案!
— 玉袋筋太郎 (@snack_tama) March 31, 2025
「プライムニュース」
どうする?
どうなる?
筆文字で「ご提案」をお願い!
BSフジの他の女性キャスターたち
ちなみにBSフジには、ほかにも複数の女性キャスターが在籍しています。「プライムオンライン TODAY」には、月・火曜担当の杉浦みずき氏、水・木曜担当の海老原優香氏、金曜担当の梅津弥英子氏らがキャスターとして名を連ねています。
今回の問題を受けて、「BSフジLIVE プライムニュース」の女性キャスターの起用にも注目が集まるかもしれません。特にハラスメント問題が背景にある中、女性キャスターたちの立場や役割もより重要になってくることでしょうね。