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藤川晋之助の経歴|大学時代から選挙の神様へ──戦績は141戦130勝

藤川晋之助の経歴|大学時代から選挙の神様へ──戦績は141戦130勝

個人的には、犬猫は大好きだし保護団体などに寄付もしてるしペットショップの存在や虐待や殺処分については日々憤りを感じてるんですが、ワンニャン平和党という政党名は「もうちょっと考えない?」と思いました。政治家は慎重に検討するの好きじゃないですか。

デヴィ夫人が新党「ワンニャン平和党」を立ち上げ国政進出を目指すそうで、それはいいんですけど、その参謀として名前が挙がっているのが、"選挙の神様"こと藤川晋之助氏。

141戦130勝という驚異的な勝率を誇る藤川氏が、なぜこの名前でGoを出したのかわかりませんが、とりあえず経歴や人物像について半生を追ってみました。

藤川晋之助氏のプロフィール

基本情報

藤川晋之助氏は、日本の選挙プランナーであり、元政治家です。大阪市出身で、国士舘大学を卒業後に自由民主党旧田中派の代議士秘書を務め、その後大阪市議会議員を2期務めました。

市議時代には、自民党を離党し新生党や旧民主党などに所属しましたが、政治家としての活動は衆議院選挙や市長選挙での落選を経て断念しました。

その後インドネシアで事業を手掛けましたが、スマトラ島で起きたアチェ紛争の影響で帰国。その後、小沢一郎氏からの要請を受けて永田町に戻り、選挙プランナーとしてのキャリアを開始しました。

2009年の衆院選では民主党候補の選挙を手伝い、その後みんなの党や減税日本、日本維新の会など様々な政党の選挙戦略に携わりました。2022年11月には「藤川選挙戦略研究所」を設立、現在は選挙プランナーとして活躍しています。

大阪生まれの政治青年

藤川氏は1953年10月31日、大阪市で生を受けました。本名は藤川基之(ふじかわもとゆき)といいます。中学3年生の時に起きた東大安田講堂事件をきっかけに、政治の世界に目覚めたそうです。

当初は反米思想の持ち主だったそうですが、次第に共産主義の拡大を食い止めなければならないと考えるようになりました。高校生になると日本学生同盟に入会し、政治活動を始めます。そして大学進学を機に、さらに政治への関心を深めていきました。

国士舘大学で学んだこと

藤川氏が進学したのは、東京にある国士舘大学の史学地理学科でした。これは歴史学と地理学を統合的に学ぶ学科で、人間社会や文化、自然環境を時間(歴史)と空間(地理)の両面から探究します。どストレートに政治に行かなかったという選択は、興味浅くない。

政治家としての藤川晋之助

国会議員秘書から市議会議員へ

大学卒業後、藤川氏は23歳で自民党田中派の山本幸雄衆議院議員(後の自治大臣)の秘書となります。ここで政治の表舞台を間近で見る機会を得た藤川氏は、自らも政治家を目指すようになりました。

そして1991年、37歳で自民党から大阪市会議員に初当選します。このときは、まだ本名の藤川基之名義で立候補していました。

政界転身と挫折

その後、小沢一郎氏の「自民党では政治は変えられない」との考えに共鳴し自民党を離党、新生党に参加します。2期務め、1996年の衆議院議員総選挙では旧民主党公認で大阪6区から立候補しますが、落選してしまいます。

さらに1998年4月には三重県名張市の市長選挙に挑戦しますが、これも現職に敗れて落選。この時点で、藤川氏は政治家としての道を断念することになります。

選挙プランナーへの転身

小沢一郎氏との再会

政治家を引退した後、藤川氏はインドネシアで事業を展開しますが、アチェ紛争の影響で帰国を余儀なくされます。そんな時、かつての同志である小沢一郎氏から声がかかり、選挙の手伝いをすることになりました。

これが藤川氏の人生を大きく変える転機となります。2009年の衆議院選挙で群馬4区の三宅雪子陣営に参加し、福田康夫元首相の地盤を揺るがす健闘を見せました。この経験が、藤川氏の選挙プランナーとしての才能を開花させたのです。

141戦130勝の実績

その後、藤川氏は民主党やみんなの党などの選挙参謀として活躍。2022年時点で、関わった選挙が141戦、そのうち負けたのはわずか11回という驚異的な勝率を誇っています。この実績から、誰がつけたか知らないが「選挙の神様」と呼ばれるようになりました。

藤川氏の強みは、豊富な政治経験と現場感覚、そして時代の変化を読む力にあります。SNSやインターネットを駆使した選挙戦略も得意としており、若い世代の支持を集める候補者のサポートにも定評があるようです。

最近の活動と今後の展望

2024年東京都知事選での活躍

2024年7月に行われた東京都知事選挙では、石丸伸二氏の選対事務局長を務めました。石丸氏は前参院議員の蓮舫氏を押さえて2位という好成績を収めており、藤川氏の手腕が光った選挙戦だったといえるでしょう。

この選挙では、藤川氏自身も街頭演説の司会を務めるなど、前面に出て活動していました。その姿がメディアに取り上げられ、改めて「選挙の神様」としての存在感を示すことになりました。

デヴィ夫人の新党結成サポート

そして最新のニュースでは、デヴィ夫人が立ち上げる「ワンニャン平和党」の参謀として名前が挙がっています。動物愛護をテーマにした新党の選挙戦略を、藤川氏がどのように組み立てるのか注目が集まっています。

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