元“入れ墨ボクサー”大嶋宏成の現在は？居酒屋経営と、俳優吉田美佳子との結婚

女優の吉田美佳子さんが、元プロボクサー大嶋宏成さんと結婚しました。大嶋選手といえば、まだこの吉田さんが生まれる前に全身の和彫りを消してリングに上ったボクサーとして当時話題になりました。が、

なんて疑問もわいてきました。

そこで今回、大嶋宏成さんの現在の活動や吉田美佳子さんとの出会い、そして二人の今後の展望などを調べてみました。

★ もくじ

大嶋宏成さんの現役引退後〜現在の活動

大嶋さんはボクサーを引退後、俳優として活動しました。出演作は、映画『クローズEXPLODE』（2013年）『ヒットマン明日への銃声』（2013年）『セフレの品格初恋／決意』（2023年）など。テレビドラマでは『潜入探偵トカゲ』や『ボーイズ・オン・ザ・ラン』などに出演されています。

やはり怖い人の役が多い印象。

2012年には居酒屋「いきや」を杉並区上井草にオープン。店名は「粋、いなせ」を意味しているとのこと。地元の常連客で賑わうほか、ボクシング関連の著名人も訪れることがあるようで『渡嘉敷勝男&竹原慎二&畑山隆則ぶっちゃけチャンネル』の収録にも使われていましたね。

さらに2023年には「いきや」の隣に、立ち食いそば・うどん「とらや」（夜は立ち飲み「さくら」）も開店し、実業家として活躍されています。

また、YouTubeでは「大嶋宏成のごっつぁんすTV」という、元相撲取りみたいな名前のチャンネルを運営しています。ボクシングに関連するコンテンツが中心ですが、小顔エステに挑戦する動画など彼のおちゃめな一面も見られます。

1975年1月7日、茨城県結城市生まれ。3歳のときに両親が離婚し、母親は家を出て行きました。父親もあまり家にいなかったため、祖父母に育てられたとのこと。そのような家庭環境の影響で、小学生の頃から非行が始まります。

中学校を卒業後、すぐ暴力団構成員に。16歳で起こした傷害事件で小田原少年院に送致され、さらにそのころ入れ墨を入れて悪の組織の一員として生きていくことを決意していましたが、ボクシングに出会いプロボクサーを目指すことになりました。

1997年7月、プロデビュー。「入れ墨ボクサー」として話題になりましたが、日本ボクシングコミッションは現在でもタトゥー禁止。皮膚移植で消すなどの努力をし、リングに立ちました。海外ではパッキャオやタイソン、ロマチェンコなど、名だたるチャンピオンたちが普通に入れてるんですけどね。

1998年にはライト級全日本新人王にも輝きましたが、2006年に網膜剥離が発覚し現役引退。タイトルには手が届かずも、戦績は21勝（13KO）5敗1分けという堂々たるものでした。

二人の出会いは、2015年。美佳子さんが、まだ16歳の高校生当時、所属事務所の関係者を通じて紹介されたことがきっかけでした。その時すでに美佳子さんは大嶋さんに一目惚れ。「こんなにまっすぐで心がきれいな人がいるんだ…」と感じたそうです。

その後、何度か関係者を交えて会い、2023年の7月に初めて二人で食事をした際に、大嶋さんから美佳子さんにアプローチ。結婚を前提とした交際が始まりました。そして、2024年3月30日、美佳子さんの誕生日に婚姻届を提出しました。

大嶋さんの今後の目標は、飲食店の経営をしながら自身のボクシングジムを設立し、次世代のボクサーを育成すること。自分の経験を若い世代に伝えることで、スポーツの素晴らしさを広めたいと考えています。

美佳子さんの今後の目標は、女優としてのキャリアをさらに広げていくこと。プライベートでも充実した生活を送りながら女優業を続け、さらに新たな役柄に挑戦していく意向を示しています。