
2025年3月2日、コンビニでおにぎりやサンドイッチなどの商品を握りつぶす動画を投稿し、ネット上で大炎上を引き起こした「にぎる君」なる人物。
こいつの素性が50代ニートであると言われているため、岸辺満の30代ニートという肩書のインパクトは薄れた感もありますが。いずれにせよ、あの「屁理屈ダメ男」が帰ってきます。
2019年に放送され、第38回向田邦子賞を受賞した人気ドラマ「俺の話は長い」の続編が、5年の時を経て復活することが決定しました。
主演の生田斗真さんが36歳の無職・実家暮らしの主人公を演じる「俺の話は長い 〜2025・春〜」は、3月30日と4月6日の2週連続で日本テレビ系にて放送されます。
前作から5年後の世界を描くこの続編では、ニート生活から一度は抜け出すも再び挫折した主人公が、自立への道を歩み出す姿が描かれるそうです。この屁理屈と言い訳の天才は、今度こそ人生の転機を迎えられるのでしょうか。
★ もくじ
「俺の話は長い」とは どんなドラマだったのか
言い訳とヘリクツの天才ニートが主人公
「俺の話は長い」は、2019年10月期というコロナ騒動の直前に日本テレビ系で放送された金子茂樹さん脚本のホームドラマ。何気なく見たドラマでしたが、かなり面白かった記憶が。
主人公の岸辺満は、大学卒業後にコーヒーにはまって起業するも失敗し、無職のニートとなった31歳の男。
自分でも何とかしたいという気持ちはあるものの、口げんかだけは誰にも負けないという特殊能力を持ち、ヘリクツを駆使して自分のダメさを誤魔化し続けて生きてきました。
このドラマは、そんな「変わるのが怖い、しんどい」がゆえにヘリクツをこきまくるダメ男の奮闘や挫折、しょうもなさと、それに翻弄されながらも絆を深めていく家族の姿を、笑いを交えながら描いています。
でも口げんかが強いっていうのは、頭の回転が速く語彙力が豊富なわけで、通訳とか教師とかアナウンサーとか向いてると思います。
個性豊かなキャストが魅力
生田斗真さんが演じる主人公・岸辺満を中心に、満の義兄・秋葉光司役を安田顕さん、姉・秋葉綾子役を小池栄子さん、姪・秋葉春海役を清原果耶さん、母・岸辺房枝役を原田美枝子さんが演じています。
さらに、満の行きつけのバー店長・駒野海星役を杉野遥亮さん、喫茶店の常連客・牧本求役を西村まさ彦さんが演じるなど、豪華な顔ぶれが揃っています。
恐妻家で控えめな感じの安田さんが最高でした。
続編「俺の話は長い 〜2025・春〜」の見どころ
5年後の世界 変わらぬ屁理屈と新たな挑戦
続編となる「俺の話は長い 〜2025・春〜」は、前作から5年後の世界を舞台にしています。主人公の岸辺満は36歳になり、一度は長いニート生活から抜け出して再就職を果たすものの、わずか2カ月で挫折。再び実家暮らしの無職に戻ってしまいます。
しかし、今回は喫茶店と実家の売却話が浮上するという新たな展開が待っています。Over30な満の成長よりも、この状況でどんなヘリクツが出てくるのか。視聴者としては、そこが一番の楽しみ。
豪華キャストが再集結
今回も、前作と同じキャストが勢揃い。生田さんをはじめ、安田顕さん、小池栄子さん、清原果耶さん、原田美枝子さん、杉野遥亮さん、西村まさ彦さんらが、それぞれの役を再び演じます。清原さんとか、その後朝ドラも経ており完全に主役級ですしね。
生田斗真さんのコメントに注目
生田斗真さんは、今回の続編について「家族そろって、ごはんを食べながら、あーでもない、こーでもないと言って観られる楽しいホームドラマ」とコメントしています。
また「横になりながらでもリラックスして観られるドラマになるといいな」と語り、気軽に楽しめる作品になることを期待しているようです。
まぁ正座して観るもんじゃないのは確かなよう。あと満のセリフが面白さのキモなので、逃さないよう倍速視聴はオススメしません。
「成長はしてないんじゃないかな。してほしくないです。その強さが彼にはあるんじゃないですか?変わらない強さが!」とも。
放送日程とストリーミング配信情報

テレビ放送は2週連続
「俺の話は長い 〜2025・春〜」は、日本テレビ系で2週連続で放送されます。具体的な放送日程は以下の通りです。
- 第1週:2025年3月30日(日)22:30〜23:25
- 第2週:2025年4月6日(日)22:30〜23:25
日曜日の夜に2週続けて放送されるので、週末のリラックスタイムにぴったり。
ストリーミングサービスでも配信開始
テレビ放送に先駆けて、HuluとTVerでは2025年3月5日から「俺の話は長い」の配信がスタートしています。前作を見逃した方や、もう一度振り返りたい方は、これらのストリーミングサービスで視聴することができます。
続編の配信予定については現時点で発表されていませんが、おそらくテレビ放送後にHuluやTVerで配信される可能性が高いでしょう。
— 生田斗真 TOMA IKUTA (@TOMA_IKUTA10) March 4, 2025