グループ脱退=「卒業」という不思議な言い回しを使い始めたのは、おニャン子クラブが最初だと言われています。
それ以前、たとえば「ブライアン・ジョーンズ、ローリング・ストーンズを卒業」とか「グレン・マトロック、セックス・ピストルズを卒業」なんて言い方はありませんでした。
ちなみに秋元さんは、おニャン子のプロデュースはしていません。おニャン子のプロデュースはあくまで今話題のフジテレビです。勘違いしている人があまりに多いので、余談ですが注意喚起しておきました。
で、乃木坂46のメンバーである岩本蓮加さんが活動自粛を発表しました。プライベート写真の流出により、ファンを裏切るような事態となってしまったと謝罪しています。この出来事を受けて、多くのファンが岩本さん卒業の可能性を不安視し、そして震えています。
岩本さんはどんな人物なのか、そして今回の騒動が彼女の乃木坂46としてのキャリアにどのような影響を与えるのか。岩本蓮加さんの魅力や実績、そして今後の展望について掘り下げていきます。
★ もくじ
岩本蓮加さんのプロフィール
3期生オーディションで最年少合格
岩本蓮加さんは2004年2月2日生まれの東京都出身。身長159cmと小柄ながら、その存在感は抜群です。
岩本さんが乃木坂46の一員となったのは、2016年に行われた3期生オーディションでした。当時わずか12歳、中学1年生という最年少での合格は、大きな話題を呼びました。中1のくせに、すでに「ファーストきすぽ」というグループでの活動経験がありました。
関係ないけど、小学生がアイドルになれる国は、国としてどうかと思います。法で禁止すべきではないでしょうか。
「れんたん」の愛称で親しまれる人気メンバー
グループ内では「れんたん」という愛称で親しまれ、ファンからの人気も高い岩本さん。20thシングル「シンクロニシティ」に収録された3期生楽曲「トキトキメキメキ」では、初センターに抜擢されました。
その後も、21thシングル「ジコチューで行こう!」で初の選抜入りを果たし、24thシングル「夜明けまで強がらなくてもいい」では3期生初となるアンダーセンターも務めました。
最新シングルに至るまで選抜メンバーとして活躍し、グループにおける重要な存在として成長を遂げてきたのです。
岩本蓮加さんの卒業可能性は?活動自粛の影響を考える
活動自粛の理由と経緯
2025年1月14日、岩本蓮加さんは自身のブログを通じて活動自粛を発表しました。この発表の背景には、Xに投稿された、本人と思われるプライベート写真の流出があります。
れんたんさんは、これを認め「私の軽率な行動で多くの方々にご心配とご迷惑をおかけしてしまい、本当に申し訳ございません」と謝罪。
「ファンの皆様の応援と支えがあり、12歳から8年間乃木坂46として活動ができているのにも関わらず、裏切るようなことになってしまったことを深く後悔しています」と、自身の行動を反省する姿勢を示しました。
次世代の人気メンバーが続々と台頭してくる中、徐々に追い詰められ「もう見つかってもいいか」という感じがどこかにあったのかもしれませんね。同期のおキャプにも叱られているのかな。
活動自粛期間は未定
乃木坂46の公式サイトによると、岩本さんの活動自粛期間は未定とのこと。1月26日に幕張メッセで開催予定のリアルミーグリへの欠席も決定しており、それ以降のイベント参加についても、追って発表があるそうです。5月にはバスラもあるのですが。
この「未定」という言葉が、ファンの間で不安を広げています。活動自粛が長期化すれば、卒業という選択肢も視野に入ってくるのではないかという憶測が飛び交っているのです。
過去の例から見る卒業の可能性
アイドルグループにおいて、スキャンダルが卒業につながるケースは少なくありません。例えば48グループでは岡田奈々さんの熱愛発覚や西野未姫さんの深夜デート、欅坂でも長沢くんほか、さまざまなスキャンダルがありました。
しかし乃木坂の場合、過去にスキャンダルを乗り越えて活動を続けたメンバーもいます。松村沙友理さんは、2014年に週刊文春で熱愛スキャンダルを報じられましたが、謹慎期間を経て活動を再開。その後、2021年まで人気メンバーとして活躍しました。
岩本さんの場合も、グループの主要メンバーとしての立場やファンからの支持の厚さを考えると、即座に卒業という結論には至らない可能性もあります。しかし、今回の騒動がグループのイメージに与える影響や本人の意思など関わってくると、どうなるかわかりません。
岩本蓮加さんの魅力
努力家で成長著しい姿勢
岩本蓮加さんの魅力の一つは、その努力家ぶりと成長の速さ。12歳でグループに加入してから、歌唱力やダンスの技術を着実に磨き上げてきました。特に、ダンスの上達ぶりは目覚ましく、パフォーマンスの評価も年々高くなっています。
また、バラエティ番組での対応力も向上し、トーク力や表現力も磨かれてきました。こうした努力の積み重ねが、ファンの心を掴んでいるのです。
親しみやすいキャラクター性
キャラ的な魅力は、その底抜けの明るさと天然さ。そして、自然な表情とリーダーシップを発揮する一面のギャップにあります。アンダーライブの座長を務めるなど責任感のある一面を見せつつ、かわいらしい天然な一面も併せ持つところ。
ファンにとっては、応援したくなると同時に守りたくなるような存在なのです。
多才な活動範囲
岩本さんは、アイドル活動だけでなく多くの分野で才能を発揮しています。2024年11月には1st写真集「いたずらな風」を出版し、話題を呼びました。モデルとしての活動も増えており、その美しさと表現力は多くの人を魅了しています。
また、写真撮影や読書、ゲームといった多彩な趣味を持ち、新体操やダンス、ギター演奏などの多彩な特技を持っています。さらにはゲーム実況などの新しい分野にも挑戦しています。
今後の展望:岩本蓮加さんと乃木坂46の行方
活動再開への道筋
岩本蓮加さんの活動自粛期間は未定ですが、再開への道筋はどのようになるのでしょうか。過去の例を見ると、謹慎期間を経て段階的に活動を再開するケースが多いです。
まずはブログやインスタなどでの発信から始まり、徐々にイベントや番組出演へと活動範囲を広げていく可能性があります。ファンの反応や世間の声を見ながら、慎重に進めていくことになるでしょう。
グループ内での立ち位置の変化
活動再開後、岩本さんのグループ内での立ち位置に変化が生じる可能性もあります。一時的に選抜から外れたり、センターポジションを務める機会が減ったりする可能性は否定できません。
しかし、彼女の実力と人気を考えると、時間をかけて信頼を取り戻し再び中心メンバーとして活躍する道も開かれているはず。なんつったって、まだ20歳。新内さんや真夏さんは29歳までいたんですから。
ファンの支援と批判
今回の騒動に対するファンの反応はさまざま。「若さゆえの過ちを許してあげるべき」という声がある一方で、「アイドルとしての自覚が足りない」という厳しい意見もあります。
まあどちらも正しいですが、いずれにしても恋愛が「過ち」とされてしまうんだからアイドルって本当に厳しい世界ですね。
とにかく、彼女の今後を左右する大きな要因の一つは、このファンの支援と批判のバランスでしょう。多くのファンが応援を続けるなら、グループに残る可能性は高くなります。一方で、批判が大きくなれば、卒業という選択肢も現実味を帯びてくるかもしれません。
乃木坂46全体への影響
岩本蓮加さんの騒動は、乃木坂46全体にも影響を与える可能性があります。グループのイメージダウンを懸念する声もありますが、一方で、この機会にグループの結束力を示すチャンスともいえます。
メンバーやスタッフが一丸となって対応し、ファンの信頼を取り戻す努力をすることで、むしろグループの絆を深める契機になるかもしれません。何度もやらかしているんですから。今さら特別な事件じゃないですから。
岩本蓮加さんの今後と乃木坂46の行方。多くのファンが見守る中、どのような展開を見せるのか。その答えは、風の中。