この国では、すっかりEats(イーツ)のイメージが強くなっちゃいましたが、ただ「Uber」ってだけ言う場合、通常はライドシェアの方ですからね。紛らわしいからウーバーイーツはフルネームで言ってくださいね。
このたび、Uber Japanが導入した「Uber Teens(ウーバーティーンズ)」は、13歳から17歳の子どもが利用できるタクシー配車サービス。小学生こそ需要がある気もしますが、素人考えでしょうか。
料金は通常のUber Taxiと変わらず、追加料金もナシ。しかも、保護者のスマートフォンにリアルタイムで乗車状況が通知されるので、お父さんお母さんもおじいちゃんもおばあちゃんも安心。
最近は交通難民が増えているようで、ペットタクシーやデマンドバスなど移動に関するサービスがいろいろ登場しています。早く完全自動運転の時代が来ればいいな。
★ もくじ
ウーバーティーンズの料金システム
通常のタクシーと同じ料金体系
Uber Teensは通常のタクシーと同じ料金設定で、追加料金は不要。行き先を設定すれば事前に料金が確定します。じゃあもう普通のUber Taxiでいいじゃん、と思いますが違うんです。
「ウーバーティーンズ」とわざわざ名前を付けることで、子どもの送迎にも利用できるという認知が広がるのです。あと、以下のような機能もあるので、お得感もあります。
子どもの安全を守る機能と特徴
アカウント設定
- 保護者が家族アカウントを作成し、子どもを招待する
- 招待を受けた子どもが専用のUberアカウントを作成する
- 保護者は、必要に応じて子どもの月間使用上限額を設定できる
今まで未成年は配車アプリを使うことができなかったのですが、このように保護者を通すことで安全な利用が可能になりましたよ。
リアルタイム監視
監視って言うとイヤな感じしますが、要はわざわざ子どもに連絡させなくても乗車状況を通知で受け取ることができる、便利な機能です。保護者は常に、子どもの現在位置やドライバー情報などを確認できます。
安全機能
暗証番号を設定することで、マッチングされた正しい車両やドライバーであることを乗車前に確認できます。ニセモノは見破れます。また、乗車中の音声を自動録音できたり、アプリ内には110番ボタンも設置されています。
ドライバー選定
配車は、評価が高くUberで一定以上の運転経験を有する優良ドライバーのみにマッチングされる仕組みになっています。
これらの機能により、保護者は子どもの安全を確保しながら、送迎の負担を軽減することができるのです。仲間同士で相乗りできる機能なんかもあったら、料金も安くなっていいんですけどね。