好きな食べ物を聞かれて寿司や焼肉、ラーメンと答える人って、大抵会話しててもつまんない人です。狙いすぎるのもよくないですが、もう少し考えてほしい。
それはともかく、スシローが導入を進める「デジロー」が話題を呼んでいます。大型モニターに寿司が流れる映像を映し出し、タッチパネルで注文できる新システムです。
それだけ聞くとただのデカいタッチパネルって感じですが、従来の回転レーンとは一味違う、デジタル時代の新しい回転寿司体験なんです。大げさに言うと。
- デジローのある店舗ってどこにある?
- 近所のスシローでも体験できるのかな?
- デジローって気になるけど実際どんな感じなの?
そこで、デジローを体験できるスシローの店舗について調べてみました。導入済みの店舗や今後の展開予定、さらにはデジローならではの魅力についても公開します。
★ もくじ
デジローを体験できるスシローの店舗
2024年11月に新規導入される6つのエリア
2024年11月、スシローは大型タッチディスプレイ「デジロー」を新たに6つのエリアに導入しました。
大分県:大分大在店(11月1日)
山形県:山形南店(11月8日)
新潟県:新潟女池店(11月15日)
徳島県:徳島応神店(11月15日)
鹿児島県:鹿児島新栄店(11月22日)
北海道:豊平西岡店(11月29日)
すでに導入済みの4つの府県の追加店舗
静岡県、大阪府、千葉県、京都府では、すでに導入済みの店がありますが、その数がさらに増えると発表されています。
全国32店舗で楽しめるデジロー
すでに導入済みの他のエリアでも好評を得ている「デジロー」は、今回の拡大導入によって日本国内の導入店舗数は合計32店舗となりました。
デジローがもたらす新しい回転寿司体験
大型タッチディスプレイで楽しむ注文
デジタル・スシロー・ビジョン略して「デジロー」は、大型タッチディスプレイを通じて楽しく注文できるという触れ込みのシステムで、デジタル上の回転レーンに流れる寿司ネタをタッチするだけで簡単に注文可能。
「商品メニュー」ボタンを押せば、カテゴリ別の商品一覧が表示され特定のネタを探しやすくなっています。また「すしナビ」機能では全商品が一覧表示され、ハッシュタグを使って関連商品を絞り込むこともできます。
さらにデジローの大きな特徴は、2人が同時に画面操作できること。なので注文の待ち時間が短縮されます。また、寿司に関するクイズやゲームなど食事以外の楽しみも提供しており、スシローでの体験をより充実したものにしています。
これがあれば、醤油差しや湯呑みを舐めるようなヒマな時間も無くなることでしょう。
みんなで操作可能な画面の特徴
複数人で同時に操作できる大型タッチディスプレイは、65インチハーフサイズ。想像以上にデカく、より社交的な注文体験を提供する目的で導入されました。
確かに従来のタッチパネルだと、近い位置に座ってしまった代表者に押してもらうということに、どうしてもなってしまいますよね。新しい体験で飲食店をエンタメ化するのは、大いにアリだと思います。
そもそも回転寿司自体が、ビール工場のベルトコンベアをヒントに作られた新しい体験でしたからね。
エンターテインメント要素満載の機能
デジローの画面には会話を盛り上げる豆知識やクイズが表示され、食事を楽しく演出します。また、注文額に応じて楽しめる「だっこずしゲーム」や「だっこずしスロット」などのゲームが遊べます。パチンコ好きな社員が出した企画が採用されたのでしょうか。
さらにハッシュタグでテーマ別に商品を絞り込むという、地味ながら盲点だった感じの注文方法は、新たなネタとの出会いを促進してくれます。これは寿司ネタとのマッチングアプリと言えます。