2014年ソチオリンピックのフィギュアスケート日本代表として、また世界選手権の銅メダリストとして活躍した高橋成美さん。現在は後進の指導やテレビでの解説、日本オリンピック委員会(JOC)の理事を務めるかたわら、松竹芸能に所属しタレントとしてクイズやバラエティ番組に出演するなど超絶マルチな活動をされています。
いやそれだけではなく、慶応大卒で7ヶ国語を操るのだそうです。こうなると多少の欠点、たとえば足が臭かったり箸の持ち方が変だったりとかしたとしても、もう許されますよね。
で、その流暢な英語力は、どうやって身につけたんでしょうか。
★ もくじ
高橋成美さんが英語を話せる理由とは?
スケート選手として海外遠征が多く、現地の人とコミュニケーションを取る中で実践的な英語力を身につけたという彼女。でも海外で活躍するスポーツ選手はたいてい流暢に話しているイメージはありますよね。
高橋成美さんの英語習得については「早期からの英語教育」「継続的な学習」「実践」がキーとなっているそうで、ご両親を中心に育った環境は大きそう。もちろん本人の、英語を体得しようという強い意志があってのものだと思いますが。
語学は地道にじっくりゆっくり積み重ねていくことが必要不可欠。彼女の英語力とそこにいたるまでの過程は手本となるはずです。
高橋成美さんは何ヶ国語話せますか?
日本語を含めれば、なんと8ヶ国語。英語、スペイン語、中国語の3つを習得していれば世界の8割の人と会話ができるっていいますよね。もちろん物理的に8割の人と会うのは無理ですけど、これはすごい可能性です。
中国語
小学4年生のとき、父親の転勤で北京に移住。そこで現地の学校に通い、中国語を身につけました。中国語で自己紹介する動画をツイッターに投稿したこともあります。
#中国語 #自己紹介 #参考 にしてください☺️ pic.twitter.com/zBzegZgLjC
— 高橋成美 (@NarumiTakahash4) January 20, 2023
英語
中国から帰国後は、日本でインターナショナルスクールに通い、英語はそこで習得したそうです。なんと一日に11時間勉強したとか。なおインターナショナルスクールは駐在員や商社などの家庭の子が多いため、言葉だけでなく国際的な感覚・価値観も身につきます。
スペイン語
スペイン語は、独学で習得。ラテンアメリカ諸国などスペイン語圏の国への留学経験はなく、日本国内で本や通信講座を利用して学習したとのことです。コツは、毎日の繰り返し学習を続けること。現在ではスペイン語でのインタビューにも応えられるほどの実力があります。
イタリア語
イタリア語は、高橋成美さんがスペイン語に続いて学習した言語の一つだと言われています。スペイン語と同様、書籍や通信講座を利用した自習がメインの学習方法だとか。母音を多く含むため日本語に似た響きがありますが、特に発音に力を入れて繰り返し練習したとのこと。
フランス語
高橋成美さんは中国から帰国後、モントリオールの高校に編入。カナダ第2の都市モントリオール、というかケベック州全体がフランス語を公用語としているので、現地でのコミュニケーションはフランス語が必須。そのため、この時の滞在でフランス語を習得したとのこと。
韓国語・ロシア語
この2つについてはあまり情報がありませんが、スペイン語同様の学習方法で独学で習得したようです。
高橋成美さんの学歴は?
高橋成美さんは中国・北京からの帰国後は日本のインターナショナルスクールに入学。高校時代はカナダのモントリオールに編入し、大学は慶應義塾大学。
このような国際色のある学校に通うという環境の影響もあるとは思いますが、加えて競技でも結果を残しながらということを考えると、相当な努力家であるということが伺えます。