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平均30代の政党、チームみらいには誰がいる?──その名前と経歴

平均30代の政党、チームみらいには誰がいる?──その名前と経歴

クソ寒い時期に急に行われた選挙が終わり自民が大勝したわけですが、どうも若者の自民支持率がやたら高いみたいですね。でも一部メディアで、20代有権者が「女性初の鷹一さんに頑張って欲しい」とゆるふわな投票理由を語っていて脱力しました。

まぁ別に、自民さんが若者の将来を考えてくれていると思うのならば、それでいいんですけど。

それより、一気に11議席を取ったチームみらいに注目したい。

「AIを活用したデジタル民主主義」「全国どこでも自動運転で行ける社会を10年以内に」など、ほかの政党とは少し違うテック寄りの言葉が並ぶため「本当に政治を分かっているのか」と心配の声も。

ただ現役のじいさんばあさんたちが巧みに経済や外交を操れるともまったく思えないですからね。というわけでチームみらいには、どんなバックグラウンドの人が集まっているのでしょうか。

チームみらいについて

党首・安野貴博さんと、参議院から始まったテック系ミニ政党

チームみらいの中心人物は、AIエンジニア出身の安野貴博さん。安野さんは2024年の東京都知事選に無所属で挑戦し、およそ15万票を獲得したことで一躍知られるようになりました。

当時は政党の後ろ盾もなく「地盤も看板もカネもない挑戦」と自ら語っていましたが、AIとテクノロジーを前面に出した政策で一部の若い有権者から支持を集めます。

その後、政治団体「チームみらい」を立ち上げ「テクノロジーで誰一人取り残さない社会」というビジョンを掲げて国政へ乗り出しました。

2025年7月の参院選で、チームみらいは選挙区と比例代表あわせて15人の候補者を擁立。このうち安野貴博さんが比例代表で初当選します。

海外メディアも「AIエンジニアが率いるテクノクラート寄りの新党」「技術者やスタートアップ創業者ら、現場の専門家を前面に出した候補者構成」と紹介しています。

衆院選で11議席、若手テック系と元議員のベテランが混ざる顔ぶれ

2026年2月の衆院選は、チームみらいにとって初めての衆院挑戦でした。擁立した候補者は14人で、平均年齢は39.5歳。結果として比例代表を中心に11議席を獲得、新興政党としては異例のスタートダッシュとニュースで取り上げられました。

多くのメンバーは政治経験のない新人ではありますが、維新の会の元議員や自民党の元川崎市議など既存政党でのキャリアを持つ人も含まれています。なので完全に素人集団というわけではなく、新人と他党から移ってきたベテランが合わさった混合軍団。

主要議員の経歴

安野貴博:AIエンジニア出身の党首で、都知事選から国政へ

安野さんは、人工知能の専門家。民間でAI関連の仕事をしてきました。2024年夏の東京都知事選に無所属で出馬して名前を広く知られるようになり「テクノロジーで行政をアップデートする」というメッセージに共感した支持層を作りました。

彼の立ち上げた「チームみらい」は、参院選と衆院選の両方に候補者を擁立。参議院では比例代表で議席を獲得、今回の衆院選後は参院一気に存在感を増しました。

高山さとし:灘高校・慶応経済・BCG・AIスタートアップという“ザ・エリート”

幹事長の高山さんは、京都府出身。灘高校から慶應大学経済学部へ進学、その後は同大学院経済学研究科を修了。

卒業後は外資系コンサルティング会社ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)に勤務、その後は複数のAIスタートアップで事業開発を担当してきました。

ほか主要議員の多様なバックグラウンド

峰島侑也さん

チームみらい政務調査会長で、衆議院比例東京ブロックの議員。元IT上場企業の執行役員や政党職員の経歴を持ち主で、テック企業の経営側と政治の裏方の両方を経験しているのが特徴です。

宇佐美登さん

衆議院比例東京ブロック選出で「当選2回の維新の会元衆議院議員、経営コンサルタント」と紹介されています。既存政党からチームみらいに合流した、ベテラン勢の一人。

土橋章宏さん

衆議院比例東京ブロックの新人議員で脚本家・小説家という、ちょっと変わったキャリアの持ち主。

須田英太郎さん

Wikipediaには、衆議院比例東海ブロックで当選し党の国会対策委員長も務めていると記載されています。詳細については限定的ですが「企業経営や地方議会の経験を持つ実務派」として、国会対策と地域の橋渡しを期待されているポジションのようです。

古川あおいさん

衆議院比例九州ブロックの議員。メディア露出はまだ少ないものの、若手層の一角として九州エリアの票を掘り起こした存在です。

このほかにも、元自民党川崎市議など地方議会の経験者が数人含まれており、完全に「政治未経験だけの集団」ではない構成となっています。

政党の特徴

AIを活用したデジタル民主主義と、自動運転・規制緩和へのこだわり

一番の特徴は、何と言ってもAIを活用したデジタル民主主義を前面に出しているところ。毎日新聞では「人工知能を用いたデジタル民主主義を掲げる新興政党」と紹介されています。

政策面では、全国どこでも自動運転で行ける社会を10年以内にという目標を掲げています。地方の過疎化や高齢化で“移動の足”が失われつつある現状に対して、自動運転バスなどの技術を使って公共交通を再設計しようという。

また、人口減少社会のなかでAIやロボット技術を積極的に活用し、労働力不足を補うことも強調。人手が足りないからサービスを削るのではなく、テクノロジーを使って今いる人の負担を減らすという発想がベースにあるのがポイントです。

まあ一番の障害は、技術や資金よりも規制緩和を阻む縦割り行政や既得権益層の老人たちの抵抗でしょうね。

平均30代の若さと、高学歴・テック系人材の多さ

もう一つの特徴は、若さとバックグラウンド。衆院選で擁立した14人の平均年齢は39.5歳で、党としても「日本で一番若い国政政党」をキャッチにしていました。

さらに、その多くが東京大学や京都大学などの難関大学出身で、IT企業やスタートアップ、コンサルティング会社などで実務経験を積んだ人材が揃っています。

「高山さとしさん(灘高校→慶應→BCG→AIスタートアップ)」のように、いわゆる「コンサル・外資・テック」といった経歴を持つ人が政党の中核を占め、そこに脚本家や元国会議員、元地方議員が加わる構図ですね。

伝統的な政党と比べると、地方の業界団体や労組とのしがらみよりも「専門職として何をしてきたか」「どんなプロジェクトを動かしてきたか」が前面に出ている印象。

注目したいポイント

「テクノロジーの使い方」「規制緩和」「公共調達の方向性」といった、少しマニアックに見えるテーマを前面に押し出しているようにも見えますが、結局は人口減少による税や社会保障の解決に繋がっているかと。

正直、既存の政党は一時的な付け焼き刃風解決法ばかりで、逃げ切りを狙う老人のためにしかならないように見えますので。

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