
現役の野球選手なんて年の大半は自宅にいないんだし、豪邸なんかよりホテル暮らしの方がずっとラクなんじゃ?それともステータス的なこだわりがあるとか?……なんてのは持てないものの僻みでしょうか。
LAドジャースの山本由伸投手の自宅に強盗未遂が発生したそうです。留守で幸いでしたが、今どき金品を自宅に置いてたりするんですか?まったく、大人になってもわからないことばかりだ。
★ もくじ
ハリウッドヒルズ “バード・ストリート”ってどんな場所?
山本さんち
山本選手の自宅があるのは、ロサンゼルスの高級住宅街ハリウッドヒルズ「バード・ストリート(Bird Streets)」と呼ばれる、特にセレブや有名な人たちが多く住むことで知られエリア。ハリウッドヒルズの西側、サンセット・ストリップの近くに位置しています。
高台にあるため、ロサンゼルスの街や海まで見渡せる絶景が広がっています。夜景好きにはたまらないそうです。
雰囲気
- 静かでプライバシーが守られる
- 都会から近いけれど自然も豊か
- モダンでおしゃれな豪邸が多い
敷地が広くバカでかい家が多いので、ミュージシャンやスポーツ選手のほか、過去にはトムさんやレオさんなどの有名なハリウッド俳優も住んでいたそうです。
財界人の名前をあまり聞かないのは、何か理由があるのでしょうか。ちゃんとした金持ちは、ひっそり暮らしてるということ?
家の特徴と価格帯
このエリアの家は、広い庭やプール、最新のセキュリティ設備、美しい眺望が自慢です。家の値段は数百万から数千万ドルすることも珍しくありません。基本、プライバシーやセキュリティが重視されており、なかなか一般の人は入ることができません。
魅力
ハリウッドやサンセット・ストリップまで車ですぐに行けて、とても便利です。近くにはおしゃれなレストランやカフェ、有名な観光スポットもたくさんあります。でも高級住宅が密集している反面、外からはぞんざいに見えやすいという不安も潜んでいるようですね。
山本由伸選手の豪邸はどんな家?その設備と間取り
建物の規模とデザイン
- 地上2階建てで、屋根は平らなフラット形状。外観は白を基調にしたモダンなデザイン
- 延床面積は合計約1,000平方メートル(約11,000平方フィート)、日本の一般的な一軒家の10倍以上の広さ
- 敷地面積は約0.4エーカー
- 20フィートの大きなガラスの吹き抜けと、空中に浮かんだようなデザインの階段
- ワインセラー、シアタールーム、サウナ、マッサージルーム
これはピッチャーとして何が何でも打たれるわけにはいきません。
充実した屋外設備
- 広いプール:泳いだり、友達や家族と楽しめる大型のプールあり
- ジャグジー:リラックスできる泡風呂完備
- パティオ:バーベキューやパーティーができるテラス空間
- ガレージ:車を8台停められる広いガレージ
- 庭や緑地スペース:家の周りには木や芝生も多く、自然が感じられる空間
価格帯
このような条件の豪邸の場合、日本円に換算すると建物だけで約22〜23億円、土地も含めると総額30〜40億円ほどになると推定されています。これほどの家を持てるのは、ごく一部のトップアスリートだけ。
なんかで見たんですが、ミリオネアのうち75%はアントレプレナー(起業家)、15%がトレーダー(投資家)、7%が親の資産を継いだボンボン、残りの3%が俳優やミュージシャン、スポーツ選手などのセレブリティとのこと。
スポーツ選手ってばとんでもなく狭き門なんですね。ちなみにエンプロイー(会社員など雇われて働いている人)の割合は0だそうです。
ブランド好きが仇に?プロ選手宅が狙われるワケ
事件が起きたのは2025年7月30日午前5時頃。3人組が庭のフェンスをよじ登り、裏のガラス戸を割って侵入しようとしたそうで。幸い山本由伸選手はチーム遠征中でシンシナティにおり家には不在。
家にいたスタッフが灯りをつけると犯人らは逃走し、被害はありませんでした。
実はここ数年、メジャーリーガーやNFL選手の豪邸が強盗団に狙われる事件が増加中。警察やFBIは、選手の移動スケジュールやソーシャルメディアへのブランド品自慢やラグジュアリーな暮らしの投稿が、泥棒の格好のターゲットになっていると警鐘を鳴らしています。
家のセキュリティを強化しても、「高級車」「高級時計」「ブランドバッグ」などの情報がネット上で拡散することで、事件に巻き込まれるリスクが高まっているのが現状です。
プロ野球選手とハリウッド——高級住宅街ならではのめんどくささ
ロサンゼルスは全米一といわれる超高級住宅街が多い分、住民のプライバシーや安全への意識も高め。有名な野球選手の新居ともなれば、まだ住み始めたばかりの新顔さんとして外部の人間により動向が注目されやすい傾向も。
セキュリティ会社との契約や、常駐スタッフ配置は当たり前。とはいえ完全に安全は保障されておらず、今回のような事件が起きやすい側面もあるのです。
「ブランド好き」「お金持ちイメージ」が仇になるパターンは、日本よりアメリカで顕著。家の外観や住所、設計がネットで特定される時代、これからLAで活躍するアスリートには、公私ともに細やかな警戒心と慎重な行動が欠かせません。