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東克樹、経歴が語る「野球バカ」の素顔──年俸2億超え横浜DeNAのエース左腕

東克樹、経歴が語る「野球バカ」の素顔──年俸2億超え横浜DeNAのエース左腕

(何度も左投げで描けという指示を出しましたがガン無視されました)

相撲の土俵では西が格下とされますが、国技館の土俵の東西は実際の方角とは異なり天皇の貴賓席の位置に合わせて決められているそうです。この国では、どこに行ってもとにかく天子様が偉いのです。

あと、沖縄の方言では「にし」は北を意味するそうです。他県民にとっては混乱必至。でも、今日は『東』の話です。

横浜DeNAベイスターズのエース、東克樹選手。不倫騒動で世間を騒がせていますが、肝心の野球人生はどんなものだったのでしょうか? 三重県四日市市出身の彼は小学1年生から野球を始め、中学時代には日本代表にも選ばれるほどの実力を持っていました。

大学生活を経てプロ入りした後も、新人王を獲得したり、2023年シーズンには最多勝、最高勝率を記録、ゴールデングラブ賞もだって受賞してる。こんな実績があるならば、野球ファンなら「バカだなー」と許してあげてもいいのではないでしょうか。

奥様だけは、こんな夫をボコボコにする権利がありますが。

三重県の野球少年から横浜DeNAのエースへ

小学生時代は外野手だった? 投手転向のきっかけ

東克樹選手は三重県四日市市の三重北小学校1年生のときに、軟式野球チーム「三重クラブ野球少年団」で野球を始めました。当初は、外野手としてプレーしていたそうです。しかし3年生のとき、外野から本塁へ向けて投げた際の球の勢いが周囲を驚かせます。

この強肩を活かすため、チームの監督が東選手を投手として起用することを決めました。これが、東選手が投手としてのキャリアを歩み始めるきっかけとなりました。

実は、東選手は野球以外にも水泳や書道をやっていたそうです。しかし、親に「どうしたいか」と聞かれたとき、「野球をやりたい」とはっきり答えたそうです。そりゃまぁ体力が余りまくっている子どもなら、野球が一番楽しいでしょう。

中学時代の快進撃 - 日本代表入りも果たす

大池中学校に進学した東選手は「四日市トップエースボーイズ」に所属。中学3年生のときには日本代表に選ばれ、現在西武ライオンズで活躍する森友哉選手とチームメートになりました。

中学時代には、すでに130kmを超える球を投げられるようになっていたそうです。自分もバッティングセンターで見たことありますが、130kmは速いです。この頃はまだ、将来自分がセクシー女優さんと遊べるなんて思っていなかったでしょう。

高校・大学時代の輝かしい実績

甲子園出場3回! 愛工大名電高での活躍

高校は愛知県の強豪校、愛工大名電高に進学。三重からだと遠くないですね。東選手は1年生の春からベンチ入りを果たし、2年春夏、3年夏の計3回も甲子園に出場しています。

甲子園では残念ながら優勝には届きませんでしたが、1年生の時に出場した明治神宮野球大会では準優勝を果たしています。この頃もまだ、将来自分がセクシー女優さんと遊べるなんて思っていなかったでしょう。

立命館大学での驚異的な成績

大学は立命館大学に進学します。ご存知、関西の私立難関大学四天王、関関同立の『立』です。ここで東選手は開花しました。

早くも1年生の秋からリーグ戦に登板。3年生の春季リーグ戦では、京都大学戦でノーヒットノーランを達成。さらに、4年生の春季リーグ戦でも関西大学戦で再びノーヒットノーランを達成します。

同じ投手による複数回のノーヒットノーラン達成は、関西学生野球リーグ戦史上初めてのことだったそうです。東選手の大学通算成績は、41試合登板で231回2/3投球、19勝9敗、防御率1.05、235奪三振という驚異的なものでした。もう、この先はプロしか見えません。

プロ入り後の活躍と苦難

新人王獲得、 華々しいデビュー

2017年のドラフトで横浜DeNAベイスターズに1位指名され、プロ入りを果たした東選手。ルーキーイヤーの2018年には11勝5敗、防御率2.45という素晴らしい成績で、見事新人王を獲得しました。新人王とは、その年に活躍した新人に贈られる賞のことです。

トミー・ジョン手術からの復活

順調に見えた東選手のキャリアでしたが、2020年にトミー・ジョン手術を受けることになります。トミー・ジョン手術とは、肘の内側側副靭帯の損傷や断裂に対して行われる再建手術。

1974年にフランク・ジョーブ医師によって考案され、最初に受けたメジャーリーガーのトミー・ジョン選手にちなんでこの名が付けられました。

この手術は主に野球の投手やその他の投擲系スポーツ選手に多く行われますが、完全な回復には約1年から1年半の長期的なリハビリテーションが必要となります。東選手は2021年シーズン終盤に復帰、2022年には開幕投手も務めるまでに回復しました。

2023年シーズン - エースとしての輝き

2023年シーズンは投球フォームを変更し、スライダーも修正。その結果、16勝3敗、防御率1.98という成績で、最多勝、最高勝率を獲得。さらに、ゴールデングラブ賞とベストナインにも選ばれます

特に強烈だったのは、4月30日の中日戦での完封勝利です。わずか97球で試合を締めくくり、球団の左腕としては53年ぶりのマダックス(100球以下の完封勝利)を達成しました。

東克樹投手の人物像と今後の展望

「野球バカ」と呼ばれる理由

東選手は、チームメイトから「野球バカ」と呼ばれることがあるそうです。これは、彼の野球への熱意と集中力の高さを表現しているんですね。

たとえば2023年8月11日、巨人戦でのエピソード。1対1で迎えた8回裏、長野選手に勝ち越し弾を被弾した東選手は、マウンドで崩れ落ちてしまいました。

しかし直後の9回表に味方の牧選手が逆転ツーランを放つと、東選手はベンチで涙をこらえきれず、何度もタオルで涙を拭っていたそうです。この純粋さが『バカ』と呼ばれる所以なのでしょう。

東選手の今後は?

東選手は2024年シーズンを13勝4敗、防御率2.16という素晴らしい成績で終え、2025年シーズンは年俸2億1000万円で契約を更新しました。2025年も横浜DeNAベイスターズの確固たるエースとして、チームを牽引する役割を担うでしょう。

また、彼は200イニング登板を目標に掲げており、オフシーズンも無休でトレーニングを続けています。が、あまり根を詰めず、たまには息抜きもしてもらいたいですね。

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