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阿部一二三の兄の職業|有名人?一般人?

2021年開催の東京オリンピックにおいて兄妹で金メダルを獲得し、柔道界のスターとなった阿部兄妹、一二三(ひふみ)選手とその妹の詩(うた)選手。この2人にはさらに兄がおり、兄弟は全部で3人だと言うではありませんか。

じゃあお兄さんは金メダルが取れなかったんでしょうか。亀田三兄弟のように全員がチャンピオンとはいかなかったのでしょうか。

いやいや、実は阿部兄妹の長兄は国家公務員として活躍しているんです。つまり、一般の方。

本記事では、阿部一二三・詩選手の兄の職業や、3人の関係性、そして阿部家の絆についてご紹介します。柔道選手と公務員という異なる道を歩む兄弟の意外な共通点や、家族の支えが生む相乗効果にも迫ります。

阿部一二三選手の、兄の職業は公務員

国家公務員として活躍する兄

阿部一二三さんの兄である勇一朗さんは、公務員として働いています。公務員と言ってもいわゆる我々がイメージしがちな地方公務員ではなく、国家公務員です。

県庁や各都道府県の役所、警察署、消防署など地域住民の生活に密着した業務を行なっているのが地方公務員。財務省、法務省、外務省、経済産業省といった各省庁や裁判所、国会など国民全体にかかわる仕事をするのが国家公務員。

どちらにしろ高い学歴や専門知識が必要な職業なわけで、阿部選手のお兄さんも優秀だということがわかります。

柔道とは異なる道を選択

子ども時代の勇一朗さんは、2歳下の一二三選手と一緒に神戸市兵庫区の「兵庫少年こだま会」という柔道や剣道を学べる部に通っていました。地元では、兄妹3人の中で「最も柔道センスがある」と評判でした。

にもかかわらず、本人には「強くなりたい」という向上心がありませんでした。そして柔道は小6でやめてしまい、中学と高校では水泳部に所属しました。

「柔道自体は楽しかったけど、弟たちのように『世界一を目指す』という目標は持てなかった」。

家族の支えとなる重要な役割

いわゆる「安定した職業」として名高い公務員。

アスリートとして世界で活躍するためには、家族の経済的な支えは不可欠です。

また勇一朗さんは精神的な支えとしても重要な存在であり、試合前の緊張やプレッシャーを和らげるため、この長兄の存在が大きな力となっています。

兄弟妹の関係性

弟を支えた長兄と、次兄を追う妹

身体が小さく、女の子にも負けていた泣き虫の少年ひふみん。そんな弟のために、一緒に通ってあげていたそうです。なんというあったかウォーミングなエピソードなのでしょう。

妹の詩選手は、兄を見て柔道を始め、技を覚えたと言います。走り込みや体幹トレーニングなども、互いに負けじと量を競っていたのだとか。この切磋琢磨が2人のレベルを上げるのに寄与したことは間違いありませんね。

家族の支えが生む相乗効果

消防士のお父さんをはじめ、家族全体が互いを支え合うことで相乗効果を生んでいる阿部ファミリー。さらに弟妹の柔道での活躍が家族全体の誇りとなっています。

この世界トップクラスの活躍は、家族で勝ち取ったとも言えるかもですね。

まとめ

阿部一二三さんの兄の職業と兄弟関係、そして家族の絆について紹介しました。

  • 兄は国家公務員として家族を支える
  • 兄弟は異なる道で互いを尊重し合う
  • 家族の絆が阿部選手の成功を支えている

兄弟妹の、一人と二人の異なる道は互いを尊重し合う関係性を生み出しました。こんなバックグラウンドを知りながら試合を見ると、我々も応援熱が増量しそうですよね。

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