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寺島春奈の実家は名家?──生い立ちから判決まで

寺島春奈の実家は名家?──生い立ちから判決まで

昔の記憶が抜けない人は「日本は治安がいい」と自慢しますが、最新だと世界で17位。まぁいい方ではあるけど、そんな自慢するほどじゃないし、これからさらに落ちていくと考えられます。

あと「移民がー」とかいいがちですが、メディアのせいで目立つだけでデータを見ても比率は断然自国民の犯罪の方が多いんですよね。

近年、トクリュウ(匿名・流動型犯罪)と呼ばれ日本全国で連続して発生した強盗・特殊詐欺事件の実行団のひとつ、通称ルフィグループ。主にソーシャルメディアを使って集めた闇バイトの実行犯に対し、フィリピンの入管施設から指示を出していた組織です。

ルフィという呼称は漫画『ONE PIECE』の主人公に由来し、指示役は匿名性の高いロシア発の通信アプリ「Telegram/テレグラム」を利用していました。主犯格は2019年11月にフィリピンで拘束され、2023年2月に日本へ送還され逮捕。

寺島春奈は、ルフィグループの一員でした。

寺島春奈の実家は長野の名家?

名家?

寺島春奈の実家は、長野県長野市にあることが複数の報道で明らかになっています。地元で名家だという言い伝えもありますが、父親や祖父が共に教員を務めていたことから、名家というより名士の方が正しいか。

いずれにせよ地元住民の多くが「寺島さんちの子」として見ていたようです。

家族構成について

父親、母親、兄、姉、祖父母の6人家族。

父親
長野県内の高校で教員を務めており、進路指導係も担当していたことが報じられています。

母親
具体的な職業などは明かされていませんが、事件後も長野県の実家に住んでいるとみられています。

祖父母
祖父も教員だったとされており、地元では名士として知られていました。祖父が画家だったという情報もネット上にありますが、こちらは真偽不明。

兄・姉
彼女は3人きょうだいの末っ子で、兄と姉がいます。兄や姉は地元でも評判が良かったとのこと。

てことは、出来のいい兄姉と比べられて…というドラマなどでよくみる展開だったのでしょうか。

寺島春奈の生い立ち

小学校時代は「いいお母さんになりそうな人」2位

小学校時代の卒業文集には社会見学の思い出や、友だちと新幹線でお菓子を食べたことなどを綴っています。超普通です。卒業文集の「いいお母さんになりそうな人」ランキングでは2位に選ばれ、当時は周囲からも好感を持たれていたようです。

なので、もし強盗の指示役になりそうな人ランキングがあったとしても、ランク外だったかもしれません。

中学時代はソフトテニス部、徐々に派手な存在に

中学ではソフトテニス部に所属。スポーツも得意で、明るい性格だったと知人が語っています。ただ、徐々に髪型や服装が目立つようになり、派手な存在になっていったとの証言も。

人をすぐ信じてしまう雰囲気があり、周囲からは「純朴そうだった」という声も聞かれます。騙されやすそうということでしょうか。

高校は中退、上京後にキャバクラ勤務の噂

高校へは進学したものの中退。その後、上京しお決まりのように六本木のキャバクラ店で働いていたという話が地元の知人やネット上で語られています。

ただし、これらはあくまで噂レベルで、確定的な情報ではありません。高校中退後は地元との交流も少なくなっていたようです。

寺島春奈の判決内容と現在

事件の概要

ルフィと名乗る指示役のグループの指示を受け、日本国内の高齢者に対して警察官を装い電話をし、キャッシュカードをだまし取るなどの手口で現金を詐取した罪に問われました。この事件で合計で約4400万円が詐取されたとされています。

寺島春奈の役割と動機

寺島春奈は、かけ子と呼ばれる役割を担い詐欺グループの中でも犯行を遂行するうえで重要な立場にありました。彼女はソーシャルメディアで知り合った人物から誘われ、報酬目的で犯行に加わったことを認めています。

最初は犯罪だと認識していなかったと主張しましたが、裁判所は「フィリピン到着の翌日には犯罪に関与していることを理解していた」と判断、その主張を退けました。

かけ子

  • 被害者に電話をかけ、親族や公的機関の職員などを装って詐欺話を信じ込ませる役割
  • 被害者をだまして現金を振り込ませたり、キャッシュカードや現金を渡すよう指示する
  • 詐欺の核心である「欺罔(ぎもう)行為」を担い、グループ内では重要かつ責任が重い

受け子

  • 被害者宅を訪問し、現金やキャッシュカードなどを直接受け取る役割
  • 金融機関職員や警察官、親族の知人などを装って接触することが多い
  • 被害者と直接会うため、逮捕されやすいポジションでもある

出し子

  • 受け子などから受け取ったキャッシュカードを使い、ATMなどで現金を引き出す役割
  • 引き出した現金を詐欺グループに渡す
  • ATMや銀行の監視カメラに映るため、逮捕リスクが高い

判決内容

2025年6月4日、東京地方裁判所は寺島春奈被告に対し、懲役4年6か月の実刑判決を言い渡しました。

判決理由として「かけ子を続けた動機には報酬を得る目的もあり、厳しく非難されなければならない」「責任は重大である」と述べられています。また「助けを求める方法があったにもかかわらず、報酬目的で犯行を継続した点は重く受け止めるべき」と指摘されました。

判決が確定したことにより、今後は懲役4年6か月の実刑に服することになります。現時点で控訴したという情報はありません。

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