
同じ具なしカレー系ならC&Cの方が割安だし、松屋の方がオリジナル感あって好きなので個人的にココイチはあまり選ばないんですが、今回はココイチの話。もちろん味どうこうではなくて、社員ののれん分けシステムが秀逸で店舗が増えたんですね。
昔、パートからブックオフ2代目社長になった橋本さんのように、バイトから社長に登りつめた諸沢莉乃さん。休日はカレーを控えめにしているそうですが、ということは平日はカレーまみれなのでしょうか。そもそも、彼女が働いていた店舗ってどこなんでしょう。
★ もくじ
諸沢莉乃さんが最初に働いたココイチ店舗
高校1年生でバイトデビュー
諸沢莉乃さんが最初に働いたカレーハウスCoCo壱番屋、略してココイチの店舗は、神奈川県横浜市緑区にあるCoCo壱番屋 緑区中山店。横浜線中山駅から徒歩3-4分くらいのとこにあります。
秋田生まれ横浜育ちの諸沢さんは高校1年生、15歳のときに自宅のポストに入っていたココイチの求人チラシを見て「家から近いから」という理由で応募、家の近くにあったこの店舗で働き始めます。きっかけなんてそんなもん。
最初の職場での経験
最初は「続くかな」と思っていた諸沢さんは明るい接客と持ち前の好奇心で、あっという間に人気スタッフへ。そして徐々に本気で取り組むようになり、19歳のとき全国のココイチで当時15人しかいなかった「接客スペシャリスト(ココスペ『スター』)」の資格を取得。
この資格は実際の店舗での審査があり、非常に難関な資格らしいです。
諸沢莉乃さんの経歴
プロフィール
- 名前:諸沢 莉乃(もろさわ りの)
- 生年月日:2001年12月18日
- 出身地:秋田県生まれ、神奈川県横浜市育ち
- 最終学歴:高校卒業
高校卒業後の進路とボランティア活動
高校卒業後は大学には進学せず、人のために何かしたいという思いからボランティア活動に取り組みます。しかし、直接人と接しながら働き、人の成長を見届けたいという気持ちが強くなり、約半年で再びスカイスクレイパーに戻ることを決意しました。
接客のスペシャリストに認定
アルバイトとして働き続ける中で、2021年に全国の「ココイチ」で当時15人しかいなかった接客のスペシャリストに認定されます。接客スキルやお客様への対応力が非常に高く評価された証です。
社長就任への道のり
20歳のとき、創業者で当時の社長・西牧大輔さんから「次期社長になってほしい」と打診されます。その理由として、西牧さんは社長になってもらった人を信用するより、信用できる人に社長になってもらう」と語っています。
そして2024年5月1日、22歳という若さで株式会社スカイスクレイパーの社長に正式に就任。同社は、カレーハウスCoCo壱番屋などの飲食店をフランチャイズで運営する企業です。
スカイスクレイパーの店舗数、業態、エリア
2025年時点で27店舗展開
株式会社スカイスクレイパーは、2025年現在カレーハウスCoCo壱番屋を中心に全国で27店舗を展開。そのうち2店舗はラーメン業態(「ラーメン大戦争」)。
東京都内のほか群馬県や神奈川県など関東を中心に、全国9都府県でフランチャイズ展開。従業員数は430名(パート・アルバイト含む)、年商は約20億円規模。
店舗業態 | 店舗数 |
---|---|
CoCo壱番屋 | 25 |
ラーメン大戦争など | 2 |
合計 | 27 |
エリアと特徴
- 関東を中心に、群馬・東京・神奈川など9都府県
- 店舗ごとに若い店長が活躍し、17歳の高校生店長もいるなど、年齢や経歴にとらわれない人材登用が特徴
- 「現場主義」を掲げ、社長自らも店舗に立つスタイル